食べ物で愛媛が変わる、自分が変わる、明日が変わる。〜#えひめ食べる通信 創刊記念イベントに参加して〜

2019.10.12、#えひめ食べる通信 の創刊記念イベント えひめ「食べる」物語が開催されました!

私は、イベントの企画と広報、進行をさせていただきました。

今回はそのレポートをご紹介させていただきます。

「食べる通信」とは

「食べる通信」とは、
食べ物をつくる人たちに焦点をあて、
想いやストーリー、その仕事に生きる魅力などを掲載した情報誌と、生産者がつくった旬の食材がセットで届く「食べもの付き定期購読誌」です。


2013年、東北からスタートし、今は全国に広がっています。

https://taberu.me/

このサービスの魅力は「新しい食体験」。
食の大切さや真実、価値観がつながり合うことで、
「食べること」を思い返す機会となります。

2013年に東北からはじまり、今は全国に広がりを見せています。
そしてこの11月、いよいよ #えひめ食べる通信 が発刊となります!!!

編集長の末松史子さんに、発刊の理由をお尋ねすると

はじめて食べる通信を読んだ時の衝撃を語ってくださいました。

食べる通信には、広告がありません。
丸々一冊、食の作り手と本の作り手の情熱だけで作られています。

そのメッセージ性に引き込まれ、「愛媛の作り手のことも伝えたい!そしてやるなら、自分も関わらないと悔しい!」と熱い気持ちを持ったのだそうです。

今、食べ物はいとも簡単に手に入る時代になりました。
コンビニはどこにでもあるし、
ネットでも簡単に取り寄せられる。

安さや速さが価値になりつつあるけれど、本当にそれでいいの?

食べることは、エネルギー源だけではなく、体の一部になること。
自分がどんなもので作られているのか、知っておくべきでは?

「まずは知る・伝える」

それが、「食べる通信」の使命なのです。

日常茶飯・名越聡子さんによるデモンストレーション

イベントでは、日常茶飯・名越聡子さんによるお料理のデモンストレーションが行われました。

https://www.nichijo-sahan.com/

日常茶飯・名越さんは、4年前に愛媛に移住され、現在伊予市にアトリエを設けております。

料理人に向けてのレクチャーをしたり、食のプロデュースをしたり
ずっと食に携わっている、食のプロフェッショナル。

私はひょんなことから、名越さんの存在を知り、
名越さんがプロデュースされた「ぶどう山椒と塩」を食べ、ウェブサイトを拝見し・・・

「このかたは、すごい!これから愛媛の価値を高めてくれる人な気がする」と、まだお会いしたこともないのにそう直感しました。

「食べる通信」は、まだ知られていない食材とつくり手、読者を結ぶ情報誌です。

それならばこの創刊イベントも、まだ知られていない素敵な人との出会いの場にもなってほしい!!!

そんな思いで、まだ会ったこともない名越さんに突撃依頼したのでした。

名越さんは、食材を丁寧に選び、食材が最大限に生かされるよう最小限の調理をされます。

デモンストレーションでは、その様子を一部見させていただきました。

いよいよお食事タイム

デモンストレーションしていただいたお料理がいよいよ登場です。

50食がずらりと並ぶ様子は圧巻でした。

1品1品、それぞれにストーリーが盛り込まれた食材で作られています。

えひめ「食べる」物語は、「食べものの向こう側の物語」というコンセプトがあります。

食にまつわる物語を、参加者一同で味わうべく
食材と作り手を丁寧に紹介したメニューリストとともにお料理が提供されました。

なんと、お皿も環境に配し、土に還る素材で作られたもの。
名越さんのプロ魂、「循環」を考えた仕事を感じました。

トークショー〜これからの食を考える〜

お食事を楽しみながらトークの時間。

今回、えひめ食べる通信編集長・末松史子さん、日常茶飯・名越聡子さん、そして・・・生産者代表として、うかのわ岡崎仁志さんをお迎えしてのトーク。

https://ukanowa.green/

岡崎さんが、これまた面白い方!!!
北海道出身で、ジャンボタニシを活用した面白い自然農法に取り組んでらっしゃいます。

岡崎さんの作り出すお米、お野菜はとっても評判が良く
今回、ショップでも出店いただいた里芋は

「全然臭みがなく、甘い。ここのを食べたらほかが食べられない」といった声をいくつか聞きました。

移住者の岡崎さん、名越さんにとってえひめは「食の宝庫」なのだそう。

・みかんとりんごが両方採れる県なんてそうそうない。
・山も海も川もある。冬は温暖なので、冬も農ができる。
・土地が狭いおかげで(?)、大手が参入しにくい。
・自然農法に適している。
・無農薬に取り組んでいる人が多い

などなど、移住者目線でのえひめの魅力を教えていただき
目から鱗でした。

確かに、愛媛の人はすぐに
「愛媛には、何もないんよ〜」とか言ってしまいがちです。

末松さん曰く、それは「ないないメガネ」をつけている状態。
「あるあるメガネをつけていきましょ〜!」と言われていました。

愛媛のために、自分のために、明日からできること。

たくさんの学びがぎゅっと凝縮された、2時間半。

運営側で関わった私も、たくさんハッとさせられることがありました。

食のために、愛媛のために、自分のために、明日からできること。

それは、「知ること」だと思います。

食品の裏側のラベルを見てみるとか、
生産者について調べてみるとか、
そしてもちろん、「えひめ食べる通信」を買うこともそう。

知ることで、「あの人のものを買い続けたい。応援したい。」という気持ちが生まれます。

すると、つくり手さんも、つくり続けていくことができます。

大切なものも、使わなければなくなってしまいます。
まずは知ること、そして行動を起こすこと。

私自身、小さな一歩を踏み出そうと思います。

https://taberu.me/post/latest/11092.html

えひめ食べる通信は11月創刊!

申し込み締め切りは、11月8日正午です。

※定期購入となるため、2か月に1回(奇数月)、2,500円(税込)+送料でご自宅へお届けします。

みなさま、どうか #えひめ食べる通信 をよろしくお願いします。

グラレコ by Ikumi

(可愛い画像をありがとう〜〜〜!!!)