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自然とともに生きる!「海と山の農園」ありやんの気持ち

今回は、#大木春菜の仕事展 特別企画「公開ブランディング」で、半ば無理やり選ばれたラッキーなのかアンラッキーなのか分からない人物・ありやんこと、海と山の農園 有我英将(ありがひでまさ)さんを掘り下げる特別編です。

ありやんにお話を聞いてみたところ、とっても熱い気持ちや志の高さを感じたのですが、ご本人に押し付けがましい部分が全くなく、「もしよかったら聞いてください」というようなナチュラルな伝え方をしてくれたので、タイトルを「ありやんの気持ち」とさせていただきました。

ゆるーくコタツで、お話をお伺いしてきましたのでそのゆるさも含めてお届けします。少しばかりお付き合いくださいませ。

 

「ありやん」ってどんな人?

ありやんは、茨城県出身。

もともとはゲームをつくるお仕事をしていました。

ところが、みかんづくりに興味がわき、6年前に愛媛県宇和島市吉田町に移住。

現在、自然栽培でみかんをつくっています。

自然栽培やオーガニックに憧れて農家を志す人は年々増えているように思いますが、一方で「うまくいかない」と言う話も聞きます。

その理由を考えていくうちに、原因は「土の詰まり」なのではないか?という理論に出会うことになります。

 

コンクリートのばんそうこうはいらない

みなさんは、コンクリートで山をせき止めている道路擁壁・護岸の光景を見たことがありますか?

田舎にいくほどそんな光景を目にすることが多いかと思います。

私の実家あたり、そんな光景だらけです。

道路だけではなく、山や畑にもコンクリートはたくさん利用されていると思います。

もちろん、良かれと思って使っているはずです。

・山崩れを防ぐため

・水を一箇所に集めるため

そんな理由で、コンクリートを活用しているのですが、実はそのせいで自然が崩れてきているという一説があるのです。

もともと、土には泥を自然に漉す機能が備わっています。正常な自然からは「泥」が出ません。

今回の西日本豪雨で土砂崩れが起こったのは、雨が降って山の土が泥となってあふれ出した結果なのですが、本来の自然な状態であれば、そのようなことは起こらなかったのでは?という理論があります。

それが、造園技師・矢野智徳(やのとものり)さんがうたう「大地の再生 結の杜づくり」の理論。

ありやんは、矢野さんの考えにふれ、

愛媛にも「大地の再生」の考え方を取り入れられないかと考えました。

そしてこの12月、矢野智徳さんを愛媛に呼び、「大地の再生講座 in吉田町」を主催することとなったのです。

人は、ものをつくりだす能力を持っています。

それがゆえに、便利な「コンクリート」を作り出し、危険な箇所をコンクリートで固めていきました。

いわば、自然が怪我したところにコンクリートのばんそうこうをペタペタ貼っていったのです。

コンクリートを入れることで、大地の空気と水の流れが悪くなり、植物は呼吸ができなくなりヤブ化していきました。

たった50cmのU字溝で、土の状態は変わってしまいます。

水はけが悪くなり、田んぼのようにゆるゆるの土壌になってしまい、土壌を固めるために竹ばかりが育ち、ヤブ化。

松やナラが枯れ、植物が育たず、有機ガスが発生して、掘り起こすと臭いがするようになってしまいました。

谷の水脈が遮断され、山のおねが枯れてくるようになってしまいました。

土はゆるい泥の状態なので、今回のように大雨が降ると土砂となって崩れてしまいます。

今回の災害では、たくさんの人が犠牲になり、辛い状況になってしまいましたが、その原因と向き合うきっかけにもなりました。

これを機に、コンクリートを抜いていき、あるべき自然の姿に手当をしていこう!というのが今回のイベントの趣旨なのです。

 

すべては環境が教えてくれる。自然との向き合い方を子どもたちに伝えたい

ありやんは、今回の講座を企画することで、すべての人の考えを変えようとは思っていません。

今までのやり方をいきなり変えていくのはとても困難です。

田舎であればあるほど、それは難しい問題です。

でも、少しずつ意識を変えたり、子どもたちに伝えていくことは可能です。

今回の講座ではワークショップを開催、崩れたみかん山の手当を行います。

崩れた箇所は木の杭に、枝や葉っぱを組み合わせて止めます

コンクリートで止められている部分には、穴を掘って抜きを作ります。

そのほかにも、自然の手当のプロフェッショナル矢野さんが、たくさんの技術を教えてくださいます。

 

今、大雨災害の復興のために助成金が出ています。

それをまた地面を固めるためのコンクリートにつぎ込むのか・・・

それとも自然に寄り添った方法で手当をしていくのか・・・

今の状況だと多くの人が、コンクリートに使ってしまう可能性はあります。

でも声をあげるのとあげないのとでは、未来が変わってくるはずです。

ありやんは、少しでも未来をよくするために声をあげることを選びました。

興味を持った方は、ありやんのこれからの活動にご注目ください。

ぜひ、声をかけてみてください!

ありやんのジュースは、新しい糖度の基準で作られている!?

最後に、ありやんがつくっているみかんジュースのご紹介です。

肥料や農薬を使っていない、風と水で育てたみかんを絞って作ったジュースです。

このジュースのことをありやんは

「情報量の多いみかんジュース」と言います。

1年間、いろんな声を聞いて、風と水を感じて育ったみかん。

とってもピュアな味がします。

このジュース、実は糖度が10.7度。

通常のジュースは糖度11〜12が普通で、10.7度と言うと甘くないジュースになってしまいます。

しかし、飲んでみるととっても甘いんです。

甘いけれどさっぱりしている不思議な味。

糖度は、光の屈折で測るのですが、このジュースからは不思議な光が出ているのかもしれません。

「糖度ではない、新しい軸でできているジュース」

とありやんは言います。

こういう不思議なことをサラっと言ってしまうありやんに、初対面ながら変な人だな〜と思いました。

もちろんいい意味で(笑)。

愛媛を変えてくれそうな新種と出会えて嬉しいです!(けなしてないです。ちゃんと褒めてます。)

可愛い奥さんと娘ちゃんのために頑張れありやん!!!!

これからも応援しています\(^o^)/

 

美味しい美味しいジュースは、福田百貨店にて販売予定!!!

お楽しみに〜♪

海と山の農園

https://umiyamafarm.com/