郵便局へ行こう!(その1 風景印編)

突然ですが、みなさんはよく郵便局を利用しますか?

・ゆうちょのATMを使いに行く。
・切手を買いに行く。

そんな人は多いと思います。

ですが、郵便局の使い道はそれだけではありません♪

今回は、「人間配達」企画の一環として、郵便局LOVERSのライター大木春菜が
個人的な想いもぶつけつつ、郵便局の魅力をお伝えしようと思います。

風景印、ご存知ですか?

切手に重ねられているこの消印。
通常の消印とちょっと違うということにお気づきでしょうか?

通常の消印はこんな感じ↓

日付と郵便局名が入ったシンプルな消印です。

それと比べて、風景印はそれぞれの地域の特性が表現された
絵柄も形も個性的な消印。

エミフルMASAKIの風景印はこんな感じ。
松前の町花である「ひまわり」がデザインされています。

どうやって押してもらうのか、ここで流れをご紹介させていただきます。

風景印を押してもらうまでの流れ

さて、やって来たのは道後郵便局!

「人間配達」のオリジナル フレーム切手や、講演会でも非常にお世話になった局です。

こちらは、道後郵便局局長の岡上幸吉さん。

着用されている赤いポロシャツは、
「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会」を盛り上げるために、作られた郵便局オリジナルです♪

さて、さっそく風景印を押してもらう流れを教えてもらいましょう。

1)風景印がある郵便局を探す。
風景印は、どこにでもあるわけではなく、
押してもらえる郵便局が限られています。
事前に、日本郵便Webサイト内風景印のページを確認するなどしておきましょう。

2)ハガキ・封筒もしくは台紙、切手を用意する。
風景印を押してもらうには、ハガキ・封筒もしくは台紙、切手が必須です。

今回は、せっかくなのでご当地フォルムカードを購入してみました。
道後温泉バージョン 185円♪
特殊な形で定形外となるので、切手は120円分必要です。

切手やハガキ・封筒は窓口で購入してもいいですし、
自宅で用意したものでもOKです。

窓口のラックには、こんなポスト型はがきも。

よく見ると、局名が違うのが分かりますか?
道後郵便局では、「道後郵便局」と書かれています。

ちなみに、風景印を自分のコレクションのために持って帰りたい人は
持参した台紙に切手を貼って、そこに押してもらうことも可能です。

ただ、風景印はただのスタンプではなくあくまで消印なので
切手に押してもらうことが必須になります。

(ちなみに↑の写真右下の消印は風景印ではなく、平成 26年04月10日(木)~平成 26年12月30日(火)の期間限定で登場した、道後温泉本館大還暦記念の小型印です!)

現在、風景印の押印をするときは62円以上の切手や葉書が必要です。(2017年11月現在)
古いハガキに押してもらうときは差額分の切手が追加で必要なのでご注意ください。

3)メッセージと宛先・送り主住所を書こう
ハガキにメッセージと住所、送り先を書きます。

この時注意したいのは、風景印を押せるスペースをつくること。
風景印の大きさは直径36mm

普通の消印より大きいので、そのスペースをあけておくことを意識しましょう。
文字がかかってしまうとせっかくの風景印とメッセージが見れなくなってしまうので
ご注意ください。

4)窓口で風景印を押してもらう。
窓口に、風景印を押してもらいたいハガキ・封筒、もしくは台紙を出し

「風景印を押してください」とお願いします。

切手を持参しているのであれば、切手を貼った状態で出しましょう。
切手がなければ、その旨を伝えて窓口で購入します。

すると、こんな感じに押してくれます!

道後温泉本館と湯玉、白鷺が描かれた
道後らしい風景印です。

風景印をしっかり押していただいたことを見届けたら、
郵送をしてもらいます。

持ち帰りたい場合は、その旨を伝えましょう。

こんな感じで、風景印は窓口で押してもらうことが基本となります。

欲しい風景印があれば、事前にWebサイトで営業時間を調べるなどしてから行きましょう。

道後などの観光地には、
稀に「郵便物お預かり箱」という名称で、郵便物を預かってもらい、後日風景印を押していただくという流れをつくっているところもあります。

道後だと、道後温泉本館の入り口に設置されています。

こちらを活用すると、土日、祝日に投函しても風景印を押してもらうことができます。

道後のポストと言えば・・・商店街にあるこのポストをご存知ですか?

今は、なかなか見かけることのない丸型ポスト!
昭和24(1949)年から、新しい鉄製のポストとして登場した郵便差出箱1号(丸型)です。

ぜひ、商店街で探してみてくださいね。

今でも現役!
ちゃんと投函できます♪

さて、風景印についてはこのぐらいで。
次回は、切手について書かせていただきます!