vol.01 「副業」でサインデザインはじめました

「今は会社員をしているけれど、ずっとこのままでいいのかな?」

「いつかは自分を生かした仕事をしたいな」

そう思っている人は多いのではないでしょうか?

今回、ご紹介させていただくのは、某大手自動車メーカーで会社員をしながら、「サインデザイン」の副業をスタートした「うるちゃん」の物語。

きっと、これからの「働き方」のヒントになるはずです!

ぜひ最後までご覧ください。

順調な会社員生活、なのになぜ副業したい?

うるちゃんは、誰もが知っている某大手自動車メーカーの会社員をしています。

うるちゃんの会社では評価制度がとてもしっかりしていて、能力が高い人がきちんと評価される仕組みが出来上がっているのですが、うるちゃんは一般職の最上級「S級」と評価されている人材です。

「S級」がどれだけすごいかと言うと・・・社内の一般職が4500人中約100人ほどしか存在しない、まるで幻の級!昇格試験突破が難関で、総合職を含むどのクラスの昇格試験より厳しいのではと囁かれているほどです。

▲S級のうるか氏 ※写真はイメージです

そのS級に位置しているほど順調な会社員ライフを送っているうるちゃんですが、以前から「起業」に興味がありました。

エッセイストの松浦弥太郎さんが、本の中で「収入の柱を何本も持っている」と書かれていて、「それいいな」って思ったんです。「定年後どうしよう」という気持ちも前からありましたし、「車以外の仕事をしてみたい」という気持ちも沸き起こってきて。

でも、何をしたらよいかが分からなかったんです。

自分で何かをはじめてみたいけれど、「その何か」が分からない・・・そう悩んでいる人は多いと思います。

しかし、すぐにその転機は訪れます。

光の速さで副業スタート!

突如、うるちゃんの才能が開花したのは、私が運営するオンラインサロン「天才サロン」でのスレッド内でした。

きっかけは、私がVERY NaVYのオンラインイベント「私らしい」サインの作り方に参加したこと。

私自身、そろそろ自分のサインがほしいなぁと思っていたタイミングで。
作り方のコツを教えていただき、自分のサインをいくつか書いてみたのですが・・・ぜんぜんイケてない(笑)!!!

なんか全部似た感じになるし、書いていてたのしくない・・・。

私の理想のサインは、藤本さきこさんやはあちゅうさんのような、かわいいサインだったので。

「やりながら育てていくしかないのかなぁ・・・」とサロンに投稿したのでした。

すると、すぐさまにうるちゃんが、「春菜さんのサイン、考えてみました!」とコメント。

え・・・これめっちゃ可愛いやん!!
これがいい!!!

と、すぐに採用したのですが、うるかの才能はまだまだ止まらない・・・
コメントの流れで、軽やかに自分やほかのメンバーのサインを仕上げるうるちゃん。

ちょ・・・これ、マジですごくない!?
うるちゃんの才能開花!!!!

これが、2023年7月のはなし。

8月にはサインのモニターを募集し、たくさんのサインを仕上げ・・・

なんと11月には、サインデザイナーとしての副業をスタートしたのでした・・・!

ほかにもいろんな副業があると思うんだけど・・・なぜサインだったの?

サインって、今まで「有名人のためのもの」っていうイメージがあったんですけど、天才サロンでのやりとりを通じて、「自分のマーク」って捉えると誰でも持っていていいんだって感じたんですよね。

私は本名「鮎子」なんだけど、そういえば小さい頃はお手紙の端っこに魚のマーク書いてたなぁって思い出して。

そして、何より!モニターしてくれた6人がとっても喜んでくれたのがうれしかったんです。

▲鮎のマーク!

スレッド、めちゃくちゃ盛り上がってたもんね。
私も、あの勢いを見て、「これは絶対すごいことになる」って思ったもん。

オーダーしてくれた人たちが、たくさん使ってくれているのを見て、喜びを感じました。

それともうひとつ、後押ししてくれたきっかけがあって。10月に京都で、サチカメ! さっちゃんの撮影会がありましたよね。

▲撮影会のようす

あのとき、私がサインのラクガキをしている写真を、ばんちゃんがこっそり撮ってくれてたんですけど、この写真見て、「私ってなんて幸せそうな顔でサインを考えてるんだろう」と、すっっっごい衝撃的だったんです。

▲サインの話をしながら、とっても楽しそうなうるちゃん 

私がこんなに嬉しくて、きっと他の人にも喜んでもらえることがサインに違いないと確信した瞬間でした。もともとは、別の副業と2本立てで進めようと考えていたのを、ばんちゃんの写真の衝撃で「まずはサインを先にリリースする!」と路線変更して、リリースまでのスピードをあげることができたんです。

書きやすくて、かわいいサイン

「サインデザイン」と一言に言っても、いろんなサインがあります。
筆記体をつかったかっこいいサイン、読めないけれどなんだかスゴそうなサインetc…

うるちゃんがデザインするサインが重視しているのは、「かわいさ」と「書きやすさ」です。100人行列ができてもサラサラ書けて、白黒でもかわいいというのもポイント。

ご本人が、書いて楽しい気分になるサインがいいなって思ったんです。書いている本人の気持ちを重視したサインをつくりたくて。

たとえば、家計コミュニケーターのFP・みわちゃんのサインって、みわの「わ」を輪っかにしてるんですけど

みわちゃんは「お金のこと」をやってるから、コインのイメージなんです。

これは別に普通に見た人はコインだと思わないんだけど、本人が書きながら「これはコイン♡」って思ってたら、お金をやってる人だったら嬉しいはずだから!

自分の好きなものが入ってると、書いていて楽しいですよね。
だから、サインを作る際にはご本人の「好きなもの」も教えてもらうようにしているんです。

なるほどなぁ。
私のサインは、私のトレードマークであるマッシュルームカットがデザインに入っているけど、書きながら我ながらクスってなるもんね(笑)

みんなも、「私らしい」って思ってくれてるんだろうなぁと思うとうれしくなります。

報酬はお金だけではない!「よろこび」を最優先に

サインのデザイン費用はいくらなんでしたっけ?

5000円で2パターンご提案するようにしています。

わぁ・・・改めて、すごくリーズナブルですね。
価格設定には、何か指針はあるんですか?

私のサインって、「これから、新しいことをはじめる人」に需要があるみたいで。そういう人が出しやすい価格に設定しました。

「これからサインをする機会をつくる」と決めている人のことや、その人の世界のようなものを知れるのって、私にとってはすごく楽しいことなんです。

私は「人」が好きなんですよね。いろんな人に出会って、自分の世界を広げていきたいという欲があるんです。

報酬って、金銭的報酬以外にもいろいろありますよね。私は精神的報酬に価値を置いていて。「うれしいな」という気持ちを得ることができたり、サービスを売ることでマーケティングを学べたり、「確定申告」とか経理のことを調べることでお金の流れを学べたり。私にとっては、いろいろなメリットがあります。

▲うるちゃんのデジタル名刺!私のサインつかってもらってます。うれしい!

事業を立ち上げたばかりのときって、価格決めドキドキしちゃうものなんだけどなぁ。高い金額をつけすぎると自分にプレッシャーになるし、安いとモチベーション上がらないし・・・。

なんだか、うるちゃんはスパっとしてるね。
迷いがない。

私は、今すぐ収入が欲しくて副業をはじめるわけではなく、本業以外に「柱」を持つことが目的なので。サインはその第一歩なんです。

サイン業が上手くいかなければ、そっと閉じればよくて。ほかのことをすればよいんですよね。

サイン以外にも、コーチングみたいなことができたらいいなと思っていますし。サインにしばられているわけではないんです。

▲「コミュ力の高さ」もうるちゃんの魅力なのです!

なるほど・・・。

2020年にノートを書き始めて、内省をするようになったんですけど。その時に決めたのが、「気持ちに素直になること」をもっと増やすということでした。

仕事、プライベート関わらず、「私の新しい “よろこび”」にもっと出会っていきたいって思っています。

副業はそのひとつの手段なんですよね。

大切なのは「時間」

うるちゃんには、何歳のときにこの役職について、収入はこのぐらい・・・とかのキャリアデザインはあるんですか?

あまり長期的な計画は立てていません。ただ・・・定年まで会社員一本しかやってなくて、会社辞めた後に「これから、どうしよう」ってなるのだけは避けたいから、ほかの道もつくっておきたいな〜というのは前からありました。

今、ありがたいことに納得感のある収入をいただいているので、あとは50歳くらいまでに、本業に割く時間を半分ぐらいに減らせたらって思っています。もちろん、収入はキープした上で、です。

これからどんどん自分の価値を高めつつ、柔軟な働き方ができるように人事制度が変更されていけば、そんなことも夢じゃないかもって思ってます。

▲さらっとスゴイことを言い切るうるか氏

うぉぉぉ!それが叶ったら最高ですね。

あれ・・・?
そういえば、うるちゃんって時短勤務じゃなかったっけ?

そうなんです。
2023年に時短対象になる子どもの年齢が18歳まで拡大されたので、今は時短勤務です。

それまでは、対象年齢が10歳までだったから。2015年くらいまでは時短勤務して、その後フルタイムに戻ってバリバリ働いたから、そのおかげで昇格できたんですけど・・・。

今、下の子が多感な12歳で日々のケアをしっかりやりたかったのと、食べ盛りの男の子2人のご飯を毎日作るのも大変だと感じていたので時短に戻りました。

そのおかげで生活全般にゆとりが生まれて、副業に挑戦する時間も捻出できるようになりました。

ひええええ・・・!!!
時短勤務でS級って・・・これまたすごいな。

今、7時間勤務で、S級で、残業もしていないというだけで仰天されるんですよ。フルタイム時代も残業はほぼゼロだったんですけど、さらに時短でS級の成果を出すってなると難易度上がるので。それは、私にとってもチャレンジになるんです。

会社に使う時間は契約の最小限で抑えたいと思っている派なので、でも「だからこそ、よい仕事ができる」とも思っているんです。

勤務時間中はめちゃくちゃ集中していて、タイピングもすごいスピードでやってますし、メールも何を返せばラリーが少なくなるか考えています。

時間を大事にしたいんですよね・・・!

▲時間を大切にするうるかの図

すごい・・・そのスキル、サイン業でも活かせそうですね。

変に力が入って、時間をかけすぎても苦しくなるから。

うるちゃんはその点、「この時間でこのクオリティのものを出す」というのがハッキリしてそうですね。最小限で成果を出すのがデフォルトみたいな・・・!

時間の「割り切り」って大事かもしれないですね。

私はとにかく「自分が納得したものを2つ出す」というのだけを、決めています。
みなさんが、サインを使っているようすをInstagram等で見させてもらって、「私が納得して生み出したサインはかわいい」って思えたから。

1週間の納期内に2つ納得いくサインを提出する。
納期までの時間いっぱい、妥協せずに「我ながらかわいい!」と納得できるサインをとことん考える。

シンプルにそこだけを決めています。

時間に区切りをつけて集中し、結果その時間内だからこそ最大の成果を出していけるのは、会社員の仕事と一緒ですね。

なるほどなぁ・・・「時間内で最大限やる」って、最強かも。

さすがS級です(笑)!!!

この感じだと、たしかにほかにも副業を増やせそう。

そうですね。

私には趣味もたくさんあって、サウナに行ったり、美術館に行ったり、ノートを書くのも好きで。そのどれも大事なんです。

「他人にも自分にも誠実でありたい」っていう気持ちはいつもあるんですけど、やっぱり自分の人生だから、自分を一番にしあわせにしてあげたいですね。

副業もそのためのひとつなんです。

自分の得意を活かして、誰かが喜んでくれるってしあわせなことですよね。

▲今日も「ミュゼ活」してきました!

なるほどなぁ・・・。
うるちゃんの仕事術は、人生術でもある。

もっとお話し聞いてみたくなりました!

まとめ

「自分を生かした仕事をしてみたいけれど、その一歩が踏み出せない」って思っている人、多いと思います。

でも、それってもしかすると「一生食べていけるような仕事」「天職といえるようなピッタリの仕事」「誰よりも秀でている、私の才能を生かした仕事」などなど・・・仕事に対して、とっても重い役割を課しているのかもしれません。

うるちゃんから「サインデザイナーになる」と聞いた時、私はてっきり「これからサインで一本立ちするぞ〜」という感じなのだと思い込んでいました。

しかし、実際は違いました。

「いったん、これでやってみる!」という、軽くて楽しい感じでした。

うるちゃんにとっての、「副業」はよろこびを増やすための、ひとつの手段でしかありません。

趣味をひとつ増やすのと同じような軽さで「副業」をはじめてみる。

なんだか気持ちが軽くなるようなお話しでした🎵

次回は、うるちゃんの仕事論を、さらに深めてみます。

ご質問やご感想があれば、ぜひ下記の「お手紙」からお送りください。

そして、うるちゃんのサインもぜひ体験してみてくださいね!

サインデザイナーうるか

https://www.instagram.com/itoshii_sign/