昨日は、「女性起業家のランチ会」という錚々たるメンバーが集うclubhouseのroomにお呼びいただきおしゃべりをさせていただきました。
あたらしい働き方、生き方を実践されているインフルエンサーの方々とお話させてもらって、感心したり、刺激になったり。あっという間の1時間でした。
「主夫である夫」を尊敬できるのか問題
今回のトークテーマは「専業主婦・主夫」。私がお声がけいただいたのは、我が家では夫が主夫で私がメインで働くスタイルだったからです。
我が家の場合、このスタイルに落ち着いたのは、第二子である娘が先天性疾患を持って生まれてきたからでした。
我が家はレアケースだと思っていたのですが、clubhouseでお話をさせていただいて、「主夫」を志望する男性が増えてきているということに気が付きました。
女性も稼ぐことが当たり前な時代。一時は「イクメン」という言葉が流行ってましたが、今は、敢えてその言葉を使うこと自体が古くなってきた印象。
こどもを産まない選択をする夫婦、籍を入れないカップル、同性カップルetc…いま、働き方ばかりではなく、家族のかたちも自由に変わってきています。
そんななか、昨日のトークで話題に登ったのが「主夫になった夫を尊敬できるのか⁉︎」という不安でした。
私自身はというと、夫のことをめちゃくちゃ尊敬しています。今の働き方になってから尊敬の念が高まりました。
私が感覚人間なのに対して、夫は冷静でロジカルな人間です。大木家全体のことを考えて、「大木春菜の時間をつくることが、自分の仕事」と決め、主夫になる選択をしました。今は料理、洗濯、子どもの通園、通院などをこなしてくれています。部分ではなく、全体のこと、未来を見れる人だと思っています。
そんな夫の才能を感じ、私は事業を法人化すると決めた時、夫に社長をしてもらいたいと思いました。もともと私が立ち上げた事業だったので、私が社長をするのが自然な流れだったのかもしれませんが、夫がまわした方がうまくいくという確信がありました。
実際、夫が社長になってからの方が事業はうまくいっています。
男性性と女性性のバランス
clubhouseで話し終わったあと、とても不思議な感覚になりました。
ジェンダーレスな時代になってきているのに、なぜ「夫が主夫になると尊敬できなくなるかも…」という不安がよぎるのかな?そこには、「バリバリ働きたい!でも、男性に引っ張っていってほしい」「自分より稼いで欲しい」という、一見矛盾した感情がある。うーむ・・・なぜだ!?
そこで気づいたのです。
ジェンダーレスな時代になったとはいえ、男性と女性はそもそも体が違うし、備わっている機能がちがう(もちろん、一概には言えないのですが)。女性には、生物学的に生理があり、子宮があり、子どもを産む構造になっている。一方、男性は女性より体つきがしっかりしていて、狩猟をし、戦う。女性を守る、役割をしてきた・・・。(あくまで生物学的な話です!)
男性に守ってほしいと思うのは、本能的なところ。でも、今、働き方も、家族のかたちも、自由な時代になってきていて、本能とどうバランスをとっていいか分からない。
なんだか、そんな気がしてきました。
スタエフでコラボしている華緒さんと話していて確信したのですが
「大木家は、旦那さんに社長をしてもらっていることでバランスがとれているんでしょうね。そのことが、お互いにとっての安心感になっているんじゃないですか。」
たしかにそうなんですよね。せいかつ編集室は、一見、私が中心にバリバリやっているように見えるかもしれないけれど、実は私は「これやりた〜い!」「あれやりた〜い!」「これ、やりたくない・・・」「仕事、こなせない(メソメソ・・・)」とやりたい放題やっていて、私のビジョンを叶えてくれているのは、ほかでもない夫なんです。私がやりたいことを叶えるためには、お金をどうすればいいのか、私が思い切り働くためにはどうすればいいのか?家族にとってのベストな選択は?それを常に考えながら動いてくれている。
これって、とってもカッコいいことだと改めておもったのでした。
▼ごちゃごちゃ考えながら収録したスタエフです(笑)
これは、あくまで我が家のケース、我が家のバランスであり、パートナーシップは人それぞれだと思います。誰とも比べず、自分たちにとってのベストを探して構築していくもの。
多種多様で自由な今だからこそ、迷うことも多いけれど・・・。あたらしいこと、本能的な部分。上手にバランスをとって、築いていけたらって思いました。
お誘いくださった松浦有珂さん、「女性起業家のランチ会」のみなさま〜
考えるきっかけをありがとうございました♪
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