ふふふ・・・。いい質問です。ピポットには、ま・さ・に、ガスコンロとIHクッキングヒーターを比較するための実験スペースがあるのです。こちらで実験してみましょう♪

このキッチンは、赤外線モニターがついているんです。こんな感じで、温度が高い場所ほど赤くなります。

ではここで、鍋にお水を入れて、ガスコンロとIHクッキングヒーターそれぞれに置いてみます。

もうしばらく見てみていてください！

ふふっ。気がつきましたか？

IHクッキングヒーターは、確かにスタートダッシュが早いんです。それは、熱が伝わる場所と鍋が密着しているから。それに対して、ガスコンロは鍋全体を包み込むように熱が入っていきます。

つまり、調理している時、鍋全体を均一にあたためてくれるので、食材全体にしっかり熱が入るんですよ。

コンロはもちろんなのですが、僕が特にお勧めしたいのはグリルなんです！

ものは試し。やってみましょう〜。

マジックソルトをまぶした鶏肉を用意し、皮を上にして焼きます。

ボタンで設定ができるので、火力をセットすればあとはほったらかしでOKです。

ガスの強みは、上下から同時に裏表を加熱できることなんです。しかも直火なので、すばやくカリっと仕上がります。IHのグリルは、少し時間がかかってしまうものが多いですね。

そうなんです。ガスの強みは、“時短”できることなんですよ。ガスは同時調理が得意です。
例えばグリルで魚を焼きながら、コンロでお味噌汁・ご飯・卵焼きを一気に調理することも可能なんですよ！

実はですね、IHには電気の決まりで、一度に出せる火力に制限があるんです。だから、3か所以上の同時調理となると少し苦手ですね。

そうです。こんな感じで、全部をフル活用できます。しかも、操作も簡単なので手間いらず。例えば、ご飯はこのボタンひとつで炊けます。

ちなみに、グリルで焼き魚をつくる時は焼き網いらず。最近は、専用のプレートなど、汚れを封じ込めてお手入れラクチンなアイテムがでているので、とっても便利です。

“時短”といえば、もうひとつガスならではの裏技が！

こんな感じで、グリルに2枚並べてトーストできるんです。2分半であっという間に焼けちゃうんですよ〜。

でしょう〜♪
ここで、ひとつ提案があるのですが・・・

こうやってトースターと併用すれば、同時に4枚焼けるんですよ。
お子さんがいると、朝食はバタバタしますよね。4人家族でも2枚ずつしかパンが焼けないと、準備が2倍かかってしまいます。
トースターならご自宅に1台はあるでしょうから、グリルと合わせて使って4枚焼きです。

あとですね・・・ガスコンロで自慢したいポイントは、グリルでダッチオーブンを使えるってところです！！！

　ダッチオーブンは、キャンプなんかでよく使われる、何でもおいしくしてくれる魔法の鉄鍋のことです。
こうやって食材を中に入れてグリルの中で焼くと、食材の旨みを引き出しておいしくしてくれます。ガスグリル の高温だからこそ、できるワザですね！

ダッチオーブンに鶏肉を敷いて、上から野菜をたっぷりのせて、クレイジーソルトをふっただけのものです。
これ、グリルで焼くとめちゃくちゃ美味しいんですよ〜。

専用のダッチオーブンがあるんです。これまたセットがとても簡単でですね・・・しかもグリルの中を汚さないのも助かります。

ダッチオーブンの設定があるので、そちらを選択するだけで調理ができます。

でしょ！これだけでメインになっちゃうのがすごいところです。ちなみに、ダッチオーブンは“水なしカレー”なども調理できちゃうので、防災クッキングとしても優秀です。

ダッチオーブンに限らずグリル調理の魅力は、基本的に“ほったらかし”でいいというところ。

ちなみに、何度がご紹介しましたが、調理ごとにボタンで設定できるので一度セットしたらほったらかしでOK! まかせっきりにできるので、次の料理もはかどりますし、調理中に洗い物もできちゃいます！

今のガスは、十年前のガスとは比べ物にならないぐらい進化しています。

この出っ張りが温度計になっているんですが、高温になりすぎてたり、空焚きしていると自動で止まるようになっているんです。火事を起こす方が難しいぐらいです。

ちなみに、昔は「ガスってお掃除が面倒・・・」というイメージもありましたが、今はこの通り！フラットでツルツルしているので、とってもお掃除がラクチンなんです。

さて、お話もひと段落したことですし、お食事でもいかがですか！？

神出鬼没、仙波です！

次回は、大人気の乾燥機「乾太くん」をご紹介します！