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2020.12.15

7児のママが、少子化対策に物申す!【みえママに相談したんよ〜!vol.03】

普段から、たくさんの方の相談を聞いている松山市市議会議員いけだみえさん。その傾聴力と、的確なアドバイス力を生かしてウェブ上で「人生相談」を行っています。

ご相談がある方は、記事の最後に付けているフォームからどうぞ!

【今回の相談】

7人目妊娠中のママです。

子どもは国の宝、少子化対策と言いますが、ほんとにそう思ってるのかなという出来事が昨年立て続いたのでそのことを聞いて頂きたいです。

子だくさんに、やさしくない現状

今回のご質問は、7人目妊娠中のママより。
7人目って・・・めっちゃ尊敬です(^-^)/!
少子化対策にめっちゃ貢献してくれてますね。

でも、厳しい現実があるようです。

7人目の妊娠、おめでとうございます。
子だくさんを目指していた私にとって、神です!

今回のご相談は、「言うてることと、実際が違うやん!!」っていう話ですね。
私も、その憤りが原点で議員になったんです。
ぜひ、あますところなく聞かせてください。

我が家はフルタイムの共働きです。

私が39歳、旦那が49歳なので、世帯年収も少なくはないと思います。
・・・が、我が家には今18歳から3歳までの子どもが6人いて、来年5月にももう1人産まれます。

3歳から18歳まで・・・!!!
すごい(°д°)!!!

まだ1人も成人させてない今。
ここからどれぐらいお金がかかるのか検討もつかないので、全員の手が離れるまで、ある程度余裕をもった貯蓄をしておきたいと、一度ダメもとで小学校に就学援助金の申請をしたことがあります。

入学や修学旅行にかかる費用などを、町が負担してくれるやつです。

そういう制度があるんだ・・・。
知らなかった。

家計を費目ごとに事細かに書かされ、推薦コメントをもらうために、地区の民生委員や校長先生にも我が家の家計をさらし、書類を提出しましたが、結果は×。

高校でも、授業料減免のための申請をしましたが、そちらも×。兄弟の数すら加味されず、担任にも同情されました。

結局援助されるのは所得の低い家庭なんだとあきらめ、そこからはどちらも申請していません(´;︵;`)

お金への不安がつきまとう子育て

おっしゃる通り、地方分権が声高に聞こえても、福祉のベースは、国の制度に基づいて交付金でまかなわれています。

独自制度で、就学援助の基準やしくみを実施している自治体は、ほとんどありません。

残念ですが、私の住む松山市も、同じしくみでした。

「地方分権」というと、住民がそれぞれの地域のことを自らの意思と責任で決定できることですよね?

地域の実情に合わせた対応ができないのは、とても残念です・・・。

フランスは、世帯所得の税制等に子どもの人数を考慮されていて、子どもの人数に応じて負担が少ないことが、出生率向上に効果があったことは、周知のことです。

さすがフランス(*^_^*)!
学ぶことの多い国ですねヽ(´ー`)ノ

まわりの2人目、3人目をあきらめる人の多くは、お金がかかることを理由にするんですよ。

まだ30代前半とか、体力もあって産める子宮をもっているのに。晩婚化で欲しくてもできない人もいる、男女草食化でそもそも異性に興味がない人が増えてるなか、それってもったいなさすぎる。

少子化対策って、こういう人達に産んでもらうためにすることだと思うんです!

わかる・・・!!!
私も3人目を出産したばかりですが、お金のことはとても気になりました。

みんな、通ったことのない道は怖い。だからもっと先行きが見通せれば、怖がらずに2人目や3人目にも踏み出せると思うんですよね。

「1人育てるのに何千万かかるんだよ」なんて、参考どころかただの脅し。産むなと言ってるようなもの(=_=)

ごもっともすぎる・・・

「いついくらかかるから、それまでにこれだけは用意しておいてね」ってマイルストーン置いてくれたほうがとても親切です。

通ったことのない道で、ポンと一時金渡されても、全体が見えないから過不足がわからなくて必要以上にケチったり使いすぎたりする。そして子育てにずっと不安が付きまとう(´•̥ ̯ •̥`)

いっそ「高校まで丸ごと無料にしてあげるから、18年間で大学費用貯めとくんだよ!」とか。

困りごとが多すぎて、2人目3人目に踏み切れない

おっしゃる通りです!

少子化対策って、「子どもを産めるのに産まない選択をする人」に対して、どんな制度を用意して社会環境を作ったら、「産もう!」ってなるか?っていうことだと思うんです。

私も、“少子化対策”や“子育て支援”っていう言葉を聞き始めた頃には、期待してました。

でも、実際は期待どおりになってないってことですよね・・・。

「今現在、子育てに困っているのに、次の子どもを作るどころじゃない」っていう人は多いですよね。

2人目の3人目を迷う人には、お金以外にもさまざまな理由があると思うのですが、その課題を解決する支援サービスが進まないのはなぜなんだろう・・・。

“子育て支援”って言うなら、こっちを先に取り組んで欲しかった!!!って思うことは、たくさんあります。

あぁ・・・これもすごくよくわかります。

私も、今は夫が家事育児をしっかり手伝ってくれているのですが、ワンオペしていた時代があったので。

あのタイミングでは、絶対に「3人目」ってならなかっただろうなぁ( ´∵`)

昔の子育てと現代の子育ての違い

昔は“子ども”って、少し育てば“労働力”でした。義務教育が終わったら働いて、家族を助けてくれていたからです。

避妊ができにくく、コントロールしにくかったこともあるけれど、大学に行かなくても、就職して結婚して子どもを持てる人生イメージの頃は、問題にならなかったし、むしろ戦後のベビーブームで地球は人口爆発と言われて、人間が多過ぎることを問題にされていました。

今となっては、考えられないですね(=_=)

その時代は、“子育て支援”という概念すらなかったし、
母親が家事育児だけでなく地域のボランティア諸々、引き受けてました。

社会のルールを作る&決める立場にいる人たちの多くは、
その時代の感覚の延長なんです。

なるほど・・・今、子育て支援に関する決定権を持っている人の感覚が、古いってことですかね??

簡単に言うと、産み育てている当事者の意見は、

社会の制度設計に反映されてない=権力がなかった。
↑これに尽きると思っています。

女子の議員さん、まだまだ少ないですもんね。
つらいなぁ(><)

しくみづくりの裏側

ちょっと話逸れますけど、最近、職場で大学の奨学金返済してる子の多さに驚いたんです。

私自身は専門学校卒で奨学金も借りなかったので、その制度にピンときてなかった。

でも、子どもに借金させて学ばせるってどうなのと。

たしかに。
私自身も、奨学金で大学行きました。

まわりにも奨学金で大学行った子、多いです。

大学に行かせて、少しでも良い人生(安定高収入)を送らせたいという親心→大学入学希望者が増える→お金がかかっても頑張って大学に行こうとする

そういう人は、たくさんいます。

さらに、→奨学金を借りてでも大学卒業したい→企業は、大学卒業者の就職採用がしやすい。

→奨学金を返済するために、頑張って従順に働く→企業は喜ぶ。

ぎゃーーーーーー(;▽;)
なんだかゾッとします。

公園は雨の日は遊べない、家は狭い→遊ぶところがなくて困る→公民館を使わせてあげて欲しい→ほとんどの公民館は今使っている人が嫌と言う→児童館を建てましょう→建設業者、政治関係者等利害関係者納得。

世の中で、物事が決まっていくプロセスは、実際はこういうことのようです。

…世の中の裏の流れを垣間見てしまった…(´△`)!!

うちの町では子どもが産まれたら赤子用品を買うためのチケットを町独自でくれるんですが、用途が著しく限られていて、疑問に思って町の保健士さんに聞いたことがあります。
そしたら返答は「これ内容決めてるのおじさんだからね」でした。

今のみえさんの話で思い出しました。。。

わ!
それ、私も最近強く思いました!

出産祝いとして、松山市から紙おむつ券5万円分をもらったのですが、私、布おむつ派なんですよね・・・。

仕方なく、上の娘の紙おむつを買おうと思ったら、「新生児用限定」とされていて使えなかったんです。

誰が誰からどんな意見集めて、誰に配慮してしくみを考えて作るのか?

が、本来大事なんですよね。


でも実際は、

少子高齢化の問題が出てきた→少子化対策しなきゃ→
若い人は全員、子どもを2.3人産んで育てて欲しい→ウチの息子の結婚相手がいなくて困っている。と相談される議員たち→飲食店、イベント事業者と利害が一致して、婚活事業が活発に。


こういう謎の流れになることが多い。

産んだら完了な流れですね。
そのあとはどこへ(๑ १д१)?
実際はそこからでしょう。

競争社会で有利なポジションにいる人たちが物事を決めているから、自分たちの子どもは現状が有利ですし、
有利なポジションにいる人たちの奥様は専業主婦、良妻賢母であって、子育てには困っていないという建前です。

社会の仕組みを変えるのは、時間もエネルギーもたくさんかかるから、関わりたくないかも?だけど、
遠ざけられ、あきらめてきた積み重ねの結果だと思います。

それでも、声を上げた先輩方のおかげで、子育て支援は少しずつ進んできました。

みえさんもまさに、
時間もエネルギーもたくさんかけて、社会の仕組みを変えようと立ち上がった一人ですね♪

子育て真っ最中の時に、声をあげられないジレンマ

そうそう。
子育て時代って基本短い。
(私は別ですが(⌒-⌒; ))

喉元過ぎれば、というか、その時期を疲弊しながら我慢すれば、やり過ごせると思うんです。

だって、ただでさえ子供の相手で大変なのに、普通の人なら時間もエネルギーもかけてられないですよ(;´Д`)

やっても改善される保証はどこにもないし、生活もあるし。
でもそのとき声が上がらないと、結局次の世代も同じことで悩んで疲弊するんですよね。

そんな声を、母親目線で丁寧にすくってくださるのが、みえさんなんですね(^ν^)

一番困っている当事者は、生活することに精一杯で、社会を変える余力はない。

伝える余裕がない、伝える術を知らないことが多い→ないことにされているのです。

そうですね。
近所のおじさん、おばさんぐらいの距離で、言える先があるといいです(^^)

まずは、顕在化して、課題認識を共有したいです。

そして、こういう方法で、こんな解決をしたいんだと分かってもらうように、働きかける役割を担いたいと思っています。


子だくさん子育てのコツ

ところで、質問者さんが子だくさんの子育てができている理由が、少子化対策の役に立つと思うのですが、教えていただけないでしょうか?

質問者さんができていることを、多くの夫妻に拡げられる策を作れたら、効果的な少子化対策になりそうって思います。

先程のみえさんの意見にもあった「昔は子どもも労働力だった」って話に通じるとこがあるんですが、私いつも「昔の人ならどうしてたんだろ」って考えるんですよ。

今は、なんでも複雑でやり過ぎで、過多。
それをシンプルに見直すための呪文のように。

ただ単に複雑に考えるのが苦手なんです(^^; 
人間てここまでこうやって命を繋いできてる。たまたまこの時代に産まれたけども、もっとシンプルに生きられるはずなんです。

素敵な考え方〜(*^_^*)♪

今って便利な時代だけど、その分余計なことが増えてるんですよね。

子育てについていえば、私から見たら、みんな子どもに時間とお金と手間をかけすぎ!かけなきゃいけないと思って自分を苦しめているようにしか見えない。

なんでも、好きでやってるならいいですよ、料理が好きだから毎日何品もおかずを準備したりとか。でも得意じゃないことなら割り切ればいいのにムリに用意しようとして疲弊する。別にカップラーメンでもいい、むしろうちの子は喜びます。

うんうん・・・。
「母親たるもの、こうあらねばならない」みたいな呪いを自分でかけてたりするんですよね。

子ども子どもって言っても、いずれ大人になる人達なので私はいつも「一個人」として扱うようにしてます。自分の用事や気持ちを優先させます。

子どもたちは私たち夫妻を名前で呼びます。賛否ありますけど、私はこのほうが対等でいられてラクです。親としての責任感が薄くなるのではとか言いますが、そんな重圧を強いるから子どもが増えないんだよと思いますね。
あ、あと、名前呼びは老けない効果もあると思ってます( ̄∀ ̄)

なるほど。なるほど!!

ママを演じなければいいのかなーと思う。
ちゃんとやるママはいつもちゃんとやるから「しんどいから今日ラーメンにしよー」なんて言わないと子どもは思っちゃう。

日頃からそういう変化球をひょいひょい投げとけば「この人は何言うかわかんない」って思わせられて期待されないし、たまにちょっといいもの出したら「おおおー!」って感動される( ̄∀ ̄)

子どもにもいい意味で期待しない、自分へのハードルを自ら下げていくのが大事やと思います(*^_^*)

名言続きで、メモが止まらない・・・。

あと、まわりの協力にも助けられてると思う。

分かりやすい大家族だから気にかけてくれる親戚やご近所さんも多くて、ご飯が来たりお下がりが来たり。それだけで子供らには日常と違うイベントでテンション上げてくれます

シンプルに、そして、まわりの協力ですね!

ちなみに旦那は約10年単身赴任しています。

私の職場は私が初めての産休取得者で、そのときにいろいろ初めて対応したと聞いてます。
その後、警報発令時などの子連れ出勤を提案して採用され、小さいけどそれ用のスペースを作ってくれたりもしています。産休取得者も、私以外でのべ10人超えました。
業務量の調整にも寛容かなと思います。

今は、もっと短時間で働けるたくさんのママさんに籍を置いてもらって、穴埋めのしやすい環境にしたいなぁと思っています。

旦那さんが、長く単身赴任とは、驚きました!

たくさんのご意見、子育ての工夫、聞かせていただきありがとうございます。
就学援助制度の改正を目指して頑張ります!!!

▼松山市の就学援助制度に関してはこちら

https://www.city.matsuyama.ehime.jp/smph/kurashi/kosodate/gakkokyoiku/syugakuenjyo.html

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※採用の有無に関する結果は、記事掲載に変えさせていただきます。

いけだみえ

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