【人間配達塾レポ】手紙は配達文学

2017年9月24日(日)、無事に「人間配達塾」開講しました。


700席用意した会場が、満員御礼!
子規博始まって以来、最高の動員数だったそうです。

まず、はじめに道後商店街振興組合・三好隆理事長より、人間配達ロードの開通宣言。

続いて、9月25日より販売開始したオリジナルフレーム切手の贈呈式。

オリジナル フレーム切手「小池邦夫・「人間配達」―最高の人生を送るための道しるべ―」

オリジナル フレーム切手「坂山憲史・「人間配達」―最高の人生を送るための道しるべ―」

小池先生は、
「何が嬉しいって、切手をいただくことです。美しい切手をいただくのは最高です。」と切手への想いを語りました。

オリジナルフレーム切手は、四国四県の郵便局で販売中です。(小池先生の切手は東京でも販売)
限定販売で、売り切れ次第終了なので、お早めに。


砥部病院の中城院長による、ユニークなお話などを経て、
坂山先生の講演会へ。

写真あり、動画ありのテンポの良いお話で、
会場は何度も笑いの渦で包まれました。

さすが、人を喜ばせるプロ・人間配達人です。


サプライズで、坂山先生にとって思い入れのある患者さん・濱田慎太郎くんも登壇!
「坂山先生が寝たきりになったら、ボクがオムツを換えてあげます」という名言が飛び出し、会場を沸かせました。

※濱田慎太郎くんのエピソードは、こちらで少しご紹介しています。

小池先生の講演会の前に、
小池先生の絵手紙の授業を取り入れ、校内に絵手紙ギャラリー&ミュージアムを設けている上武大学の皆さまも駆けつけ、
理事長が、絵手紙が生徒に与えた影響について語ってくださいました。

はずかしながら、ボクは「手紙書き」です。

さて、いよいよ小池先生の講演です。

「はずかしながら、ボクは手紙書きです」という言葉からスタートした小池先生のお話。

小池先生は、半世紀に渡って絵手紙を書き続けた人。
1年間に7万通書いた年もあります。

一人の友人に5万通超えの絵手紙を書き、
16年前から、奥様にも絵手紙を書き続けています。

そんな小池先生が、実直な言葉で伝えてくださった「手書きの素晴らしさ」。

・手で書いたものは、心に侵入してきて、何かをやりたくなる。
・整った文面を見たいとは思わない。下手なほど、その人が出る。
・しゃべるように書くのがいい。
・小さな文字はだめ、ハガキが埋まらない。
・心に深く感じたことを、曲げないで書く。そのまんまを書く。
・人の香りが配達される

全ての言葉に、「あなたは、あなたのままでいいし、最高だよ」というメッセージが感じられました。

小池先生の古くからの友人であり、昨年開催した小池先生と坂山先生の講演会のきっかけを作ってくださった谷村先生(今年の夏、逝去)からのお手紙もご紹介。

たった7行に込められた気持ち。
一生懸命に書かれた文字。

谷村先生の小池先生へ対する想い、松山への想い。
じわじわと伝わってくるものがあり、心が動かされました。

ありのままを伝えられる自分でいようと思いました。

講演後、多くのファンから握手を求められる小池先生。

著書にサインを求められる坂山先生。

先行販売していた切手も、
この日だけでかなりたくさんの量が売れたそうです・・・!!

大盛況の一日でした。

小池先生、人間配達ロードへ

講演後、道後に向かい、人間配達ロードへ。
三好理事長と一緒に、実際に商店街を歩かれました。


人間配達ロードを解説する智子さん。(フラッグをデザイン)


小池先生は、想い出の地・道後商店街にフラッグがたくさんかかっているのを
とても喜んでくださいました。




人間配達ロードは、継続して道後商店街に残ります。
みなさまも、ぜひ歩いて、小池先生のことばを感じ、
ご自身も人間配達人になってくださいね。

最後に・・・
今回の人間配達塾の発起人である、武田さんをご紹介。

今回、完全に裏方に徹し、水面下でたくさんの準備をされてきましたが
武田さんも、手書きを大切にし、
ことばの力を信じ、人と人との縁を繋いできている人です。

武田さんのノートには、
こんな感じに気になることばがびっちり・・・!

ノート以外にも、気になることば、心を動かしたことばがあればメモをとります。

そんな武田さんが、講演会の冒頭で話されていたことばが印象的でした。

多くの人に幸せを届ける人間を、人間配達人と言います。
「感じて動く」を実践されている、小池先生、坂山先生のお二人は、まさに人間配達人です。

そうおっしゃっていた武田さんご自身も、人間配達人だと思います。

今回は、素晴らしい講演会をありがとうございました。