言葉にならない想いを形に。市議・いけだみえさんと語り合う「2.16お話会」

2026年2月16日、みえさんの応援アカウントを運営しているネイリスト&ITサポーターのさおりんが、みえさんを囲んでのお話会を開催してくれました。

フリードリンクとおやつを食べながらの、和やかな会でしたが、それぞれの話題から今の松山が抱える課題が見えてくるような・・・そんなよき時間となりました!

今回の記事では、お話会で出た話題についてご紹介していきます。

街の片隅の小さな命。「動物との共生」を考える

まず話題に上がったのは、野良猫のTNR活動(捕獲・不妊去勢手術・元に戻す)についてです。

殺処分を減らすメリットがある一方で、強制的な不妊手術への倫理的な葛藤や、手術後の継続的なケア、コストの問題など、現場に携わる人ならではの深い悩みが共有されました。

たとえば・・・

  • 動物虐待への疑念:動物の繁殖を人間が「コントロール」すること自体が不自然であり、「強制的にやっている感じがする」という意見
  • 術後の無責任な放置: 手術をして戻した後も「餌をあげ続けなければならない」という現実があり、手術だけしてその後のケアを怠るような過激な行動は、かえって動物虐待に該当すると反対されています
  • 管理不足によるリスク: シェルターなどの施設が適切に管理されていない場合、そこで感染症が広がってしまうことを心配する声もあります

私はTNRという活動のことを、この日はじめて知りました。

最近は家の目の前で野良犬の集団がチャボが襲う現場を目撃していたり・・・地域の安全のことも気になります。

地域の安全と動物愛護をどう両立させるか、行政と市民の連携が改めて問われているのかもしれません。

二人きりで抱え込まない。「パートナーシップ」という幸せのカタチ

今回のお話会で印象的だったのは、家族やパートナーシップなど、より個人的で切実な「暮らしの幸せ」にまで対話が及んだことです。

ある参加者からは、「問題がぐちゃぐちゃになった時、二人だけでは解決できなくなった」という、パートナーとの関係における孤独な経験が語られました。

「周りは彼の味方ばかりで、相談できる人がいなかった」という言葉は、家庭という密室の中で声を上げられない苦しさを感じました。

私は愛媛のトイレで見かける「DV黙ってないで」のシールがいつも気になっています。

このシール、他県に行くと見かけないのです。

県外から来た人に指摘されてハッとしました。

もしかしたら女性が(夫や周囲に)言いたいことを言えない県民性があるのでは?とも思ってしまいます。

みえさんは「パートナーシップは、まさに住んでいる人の幸せそのもの」と語ります。

制度としての支援はもちろん、家族やカップルが問題を二人だけで抱え込まず、第三者や地域とつながれる「やさしいあったかい松山」の必要性を、参加者全員で共有する時間となりました。

参加者には、産前産後夫婦パートナーシップについて活動しているさやかちゃんもいました。

3月にはさやかちゃんとみえさんのおはなし会も開催され、パートナーシップに関する議題も深めることができました。

パートナーシップは、みえさんがこれから力を入れたい分野とのことで、またいろいろと話を聞いてみたいなって思いました。

「形だけ」のバリアフリーを、本当に使えるものへ

今、ケアが必要な子どもたちの進学で悩む保護者さんたちが大勢います。

地域の学校か、支援学校かの選択・・・私自身も悩みました。

しかし実際問題、地域の学校に通わせるには、まだまだ設備が整っていないのが現実です。

これは学校のケースではないのですが、「とある施設の車椅子用のスロープが急すぎる」という話題が出ました。

「SASUKE(サスケ)にしたらいいんじゃないか」と言われるぐらい急だとか・・・。

一人で車椅子を押すのが不可能なほどの角度。

これって、本当に使う人のことを思って作ったものなのでしょうか?

「せっかく設置されるエレベーターに、電動車椅子が入らない設計だった」というのも聞いたことがあります。

これって、「形だけ」のバリアフリー

数十年前に「なんとなく」で作られたものが多く、設置すること自体が目的となってしまい、実効性が伴っていない(箱だけ作って魂が入っていない)状態が問題視されています。

これでは、障がいのある人たちの選択肢がますます狭くなってしまいます・・・!

みえさんは「行政の縦割り(教育委員会と障害福祉の連携不足)」が、こうした『形だけのバリアフリー』を生んでいると指摘します。

「当事者が実際に検証し、改善していくサイクルを作る部署を提案したい」というみえさんの言葉に、参加者からは強い共感の拍手が送られました。

「華やかなPR」よりも「足元の水道管」を

お話会が最も白熱したのは、「市のお金(予算)をどこに使うべきか」いう議論です。 松山市が力を入れているプロモーションなどの華やかな事業に多額の予算が投じられる一方で、学校の人員配置や老朽化した水道管の更新など、地味だけれど不可欠な予算が後回しにされている現状があります。

「水道管の破裂や道路の陥没は、私たちの命に関わること。

最新のロボット技術を使えば安く直せる事例もあるはず」という市民からの具体的な提案もあり、「かっこいい松山」を見せることよりも、今住んでいる人が幸せで安全にいられることに優先順位を置くべきだ、という意見で一致しました。

ボランティアは、子どもの「心の教育」にもなる

ボランティア活動をたくさんされている参加者さんのおかげで、ボランティアの魅力についてもたくさん知ることができました。

豪雨災害などのボランティア活動に子どもが参加することで、「人から心からありがとうと言われる経験」が、何よりの教育になるというエピソードを聞き

「助ける・助けられる」という一方的な関係ではなく、多様な人が混ざり合い、工夫し合うことで、みんなの脳が活性化し、新しいアイデアが生まれる——。

そんな「インクルーシブ(包摂的)」な社会の可能性を、みんなで再確認しました。

言葉にできない想いに耳をかたむけて

みえさんは最後に、こう締めくくりました。

地味で細かいことかもしれないけれど、生活に実質的に必要なことを議会で伝え続けていきたい。それが私の役目です。

今、市政は重要案件の議論の山場を迎えています。 一人ひとりの「これって変じゃない?」という小さな違和感を、政治の言葉に変えて届ける。

2月16日のお話会は、そんな「やさしいあったかい松山」をみんなでつくるための、確かな一歩となりました。

リラックスして話せるとっても楽しい会。

私もついつい熱弁してしまいました(笑)

さりげない会話からも市民の声をすくい上げて、議会にあげ、少しずつ松山を住みやすい町に整えてくれているみえさん。

トークの合間のみえさんの力強い受け答えをとても頼もしくおもいました🎵

次回は、「松山市の経済」についてのお話です。

お楽しみに!