目次
経営者、旅人、ハーブティー屋さん、サロンオーナー、コミュニティマネージャーetc…いろんな顔を持つ、ウルトラかんちゃん!
今回は、そんなかんちゃんの実態をいつもと違ったカタチでお届け!
なんと、かんちゃんのお父さん(カズヒコさん)に登場していただきます〜。
かんちゃんパパはボディビルダー!?
カズヒコさん、はじめまして!
実は以前から、かんちゃんの自己肯定感の高さとか、ちょっと変わった考え方って、ご家族との関係性にヒミツがあるんじゃないかな?と睨んでおりまして・・・。
今回は、お話できるのを楽しみにしておりました。
カズヒコさんはボディビルをされたり、コーチングをされたりしていると聞いているのですが…。
なぜボディビルダーをはじめてみようって思ったのですか?
小学5年生の頃、たまたまテレビを見ていたら日本のボディビルダーのチャンピオンが出ていて、その映像が衝撃的だったんですよ。
もう一度見たくて、同じ時間帯のテレビを待ち構えていたのですが、それっきり映像を見ることはありませんでした。
よっぽど衝撃だったんですね・・・
高校生から25歳くらいまで空手にハマっていたのですが・・・筋肉をつけるためにジムに行くじゃないですか。
そうするとボディビルダーがいるわけですよ。
すると、あの時の衝撃が蘇ってきて。
20代後半ぐらいから、競技選手として活動しはじめました。
では、たくさんの競技に出られたわけですね?
そうですね。
連続では出てないんですけどね。
東京から新居浜に帰ってきた時に愛媛県の大会に出て、そこで2位になってそれからしばらく間が空いて。41歳くらいで再度出場したときは、3位になりました。
順位としては落ちてしまったけれど、体としては30代のときよりも良くなっていて。自分としては、最高の体だと言えました。
栞奈がまだ小学4年生くらいでしたね。
覚えてます。
めっちゃ恥ずかしかったです。
ツヤツヤで気持ち悪いと思っていました(笑)
そうなんです。
ボディビル嫌ってたんですよ。
でも、ボディビルは僕の人生にとってすごく大事なものだと思っていて。
24時間自己管理をしないといけないでしょ。
食事も全部決まった時間に、決まったものを、全部カロリー計算して。
たとえば、24時間のうち2時間トレーニングしたとすれば、残りの22時間をどう管理するか?という競技なんですよ。
うおおおお・・・終わりがないんですね。
そうなんです。
それが日常なので。
今、僕は63歳で、まわりを見ると病院通いをしている人も増えてきているんですが、僕はジム通いをしている(笑)
めっちゃいいですね!!!
今、定年を迎えて、管理者という役目を終えたので、これからチャレンジしたいのは60歳以上級のマスターズ選手権大会に出ることと、独自のトレーニング理論を広めることです。
自分の体で実験して、ちゃんと成果が出ていて。
みんなから「武市さん、どうやったらそんな体が作れるんですか?」って聞いてもらう機会も増えたので。
世界でひとつの僕のトレーニング理論を、必要な人に届けられるといいなと思っています。
そのために、まずはマスターズ四国での優勝を目指します。
すごい・・・言っていることが、かんちゃんっぽい!!!戦略的!
形はちがうけれど、自分が実践していることを世界に伝えていきたいという想いは共通ですね。
マスターズはいつあるんですか?
大体、毎年夏にあるんです。
だから、来年の夏の大会を見越して動いています。
人って、どこかで「もういいや・・・」って思うことがあるじゃないですか。
もう歳だからとか
やりきったからとか
才能がなかったからとか・・・
そういう気持ちはないんですか?
ないですね(キッパリ!)
生まれ持った人格を認める
カズヒコさんといえば、コーチング。
かんちゃんが、カズヒコさんにずっとコーチングをしてもらっていると聞いているのですが、カズヒコさんはずっと大企業にお勤めだったとのこと。
コーチングは独学で学ばれたのですか?
今振り返ってみると、若いときから人の話を聞くとか、困っている人を放っておけないみたいな・・・そういう性分だったんだと思います。
管理職につくと、一人ひとりと面談する機会が増えてきて。そうすると、仕事だけじゃなくて私生活の悩みを聞くことも増えてくるわけです。
あるとき、会社に研修に来てくださった外部講師の方にどんな勉強をされたのか聞くと、「コーチング」と言われて。コーチングって、スポーツコーチのイメージが強かったのですが、そこからいろんな本を読み漁りました。
なるほど〜!
それでコーチに?
いえいえ。
とくに、コーチとしての活動をしているわけではないんですよ。
例えば、ジムに行って人に会って「調子はどう?」って話しかけるじゃないですか。
「ぼちぼちです」って言われたとする。
でも「ぼちぼち」って、いい意味なのか、悪い意味なのか分からない。
だから、「今日のトレーニングは10点満点で何点?」って質問を変えてみる。
「6点ですね」って答えたとすると、「じゃああと4点何が足りなかったの?」と踏み込んでいけるんです。
日常会話が気づいたらコーチングになっている感じなんです。
なるほど、なるほど。
それを家庭にも応用していった感じなのですね。
それで、かんちゃんにもナチュラルにコーチングを?
子育てはね、ちょっと違うかもしれないです。
僕たち夫婦は、不妊治療などを経験した末に娘を授かっているんです。
いろんなことをしました。
体外受精もしたのですが、うまくいかなくて。
8年間かかりましたけれど、最終的には自然妊娠で授かりました。
かんちゃんの誕生にはそんなご苦労があったのですね・・・。
「体によい」とされることは、全てやったと思います。
この8年間で、僕は生命の誕生というのは本当に奇跡だということを勉強させてもらいました。不妊は、神様からの「お前にはまだ早い。ちゃんと勉強してからだ」というメッセージだったのかもしれません。当時は、男女の体の仕組みについて詳しく勉強しましたね。
いろいろ学ばせてもらって、赤ちゃんって一人の人間としての人格を持って生まれてくるんだということを理解したんですね。
赤ちゃんって、好奇心の塊じゃないですか。
赤ちゃんが何かすると、大人って「勝手にいたずらした」とか「言うことを聞かない」とか言うじゃないですか。
でもそれって、大人の目線なんですよ。
赤ちゃんってそういう生き物だから。
その考えは、夫婦で同じ認識だったので、この子が何をしても可愛くて可愛くて。
あああああ・・・
なるほど・・・・
なんだか、かんちゃんが自己肯定感500%な意味がわかってきた気がするっ!!!!
(自己肯定感500%の件はこちらの記事をぜひ)
かんちゃんって、満たされた状態からスタートしてるんですよね。
先日、2歳の男の子のお母さんから、
「最近、子どもが“嫌い”っていう言葉を覚えて、保育園でも家でもすぐに「先生嫌い」「ママ嫌い」って言うんです。これを辞めさせたい」って相談されたんです。
おおおお・・・
うちでも発生しそうな悩みだっ。
どう答えたんですか?
「お子さんが「嫌い」って発するときに、そのときの感情と言葉は一致してるの?」って聞いたんです。
すると、「一致してます」って言うんです。
「じゃあ、その時の自分の感情を、自分が覚えた言葉で表現するんだよね。それを辞めなさいっていうことは、それを否定することになってしまう。まだ小さいから、深くは分からなくても、潜在意識で「否定される」という気持ちが積み上がっていっちゃうんじゃないかな」って伝えました。
ふ・・・深い・・・。
子育てって、そうやって見守っていくんですね。
ちなみに、かんちゃんが小さい頃のおもしろエピソードはないんですか?
この子はこの子でね、なんか不思議な子でしたよ。
生まれたときから携帯電話がある時代じゃないですか。
外で遊ぶよりも、ゲームボーイに夢中になって。
こういうのって裏ワザとかあるでしょ。それを友達同士で教え合ったりするのはよくあると思うんですけど、この子は裏技の本を熟読するんですよ。
なるほど・・・(笑)
群れないタイプですね。
勉強はどうでしたか?熱心な感じだったんですか?
小学生になるとき、勉強机を買いますよね。
うちも買ったんですが、小学校時代、この子が机の前に座っていたのを見たことがないんです。
え?
じゃ、どこで宿題してたんですか。
宿題していないんです(笑)
なぜ勉強しないのか栞奈に聞いたら、「授業聞いてたら分かるじゃん」って。
ひぃ!!!!
でも、宿題しなかったら学校で内申的評価は下がるわけじゃないですか。
でも、この子なりに宿題をしない理由があったみたいです。
僕って、授業参観に行ったのは1回きりで、小学校1年になったばかりの頃なんですけどね。
栞奈は背が小さかったから、一番前の席だったんですよ。
全体的にクラスの落ち着きがないんですけど、栞奈は一番前の席で全く動かないんですよ。
みんなザワザワしてて、一人の子が「トイレ!」って言ったら、みんながトイレにいっちゃうような感じで、授業にならない雰囲気のなか、微動だにしないでじーっと座っているんです。
もともとおっとりしていた子だと思っていたけれど、これほどなのかと驚きました。
動じないかんちゃん(笑)
らしいですね!
さすがのカズヒコさんも、宿題全くしていかないのは心配になりませんでしたか?
テストの点はいいし、中学校でもずっと学級委員やってたから、特に心配はしていませんでした。
えっ、でも、先生に注意されたりとか、あったんじゃないですか。
こめかみグリグリしてくる先生の分に関しては、仕方なくやってました。痛いから(笑)
でも、それ以外の先生のは・・・どうだったかな。記憶にないです。
強いなっ!!!(笑)
宿題をやらなかった理由って何だったんでしょうか?
内容によってやる宿題もありました。
でも、反復練習が多かったんですよ。
反復練習しなくても、もう覚えているから意味がないと思って。
それでやりませんでした。
す・・・すごひ〜〜。
理にかなっているけれど、それでもまわりに流されず貫くのすごすぎる。
そういや、かんちゃんって私と違って紙のメモいっさい取らないもんね。「脳に書く」もんね(笑)
栞奈を取り巻く人たちから、「どんな子育てをしたんですか?」と聞かれるけれど、そんなに大したことはしてないんですよね。
さっき言ったように、「生まれ持った人格を認める」ただそれだけだったと思います。基本的には、「応援者」でいるというスタンスです。
勉強に関しては一度「勉強すると面白いよ」という動機づけを話したことはありました。
どんな人でも東大に行けるポテンシャルは持っているという話。
ボディビルも同じなんです。
「こんな肉体になれない」って最初は思うけれど、「やったらなれる」っていうイメージがあれば、ある程度できるんです。
「才能」といえば格好いいけれど、結局は「続ける」ことなんですよね。
「話を聞く」ということ
自分のポテンシャルを信じるということ・・・
それが一番大事なんですかね。
信じるっていうことは大事だと思いますね。
でも、信じるために何が必要かというところですよね。
そうですね、自分を信じられない人が多い気がします。
「私なんてダメだ」って思っている人がいたら、どう励ましますか?
実際にやった例だけど、スキルの棚卸しをしてもらいますね。
中学時代は何かやってた?とか
部活やってた?
高校時代は?
社会人になって、資格をたくさんとってるね・・・とか。
でも本人は、「使えない資格ばかりですよ」って言うんです。
でも、客観的にこの方のスキルを見ると何が見えてくるか・・・「目標を立てたら努力できる人じゃない!?」ってことが見えてくる。
なるほど、客観視するんですね。
そう。
そうすると、自分で気がついて。
そこから変わることができるんです。
この子、その後は3ヶ月で医療事務関連の資格を3〜4つ取ってね、医療事務の仕事に正社員で就職したんです。
すごいなぁ。
話を聞いてあげるだけで、変わるんですね。
カズヒコさんが話を聞くことで、人生にすごくよい影響を与えている。すばらしいことです。
かんちゃんもまさに、今そんな仕事をしていますね。
経営者の話を聞いたり、「ウルトラかんちゃんの人生戦略室」 でもサロンメンバーの壁打ちをしているから。
本当の意味で「人の話を聞ける人」って、ものすごく少ないと思うんです。
人って、自然と「評価」をしてしまう生き物なので。
自分のフィルターを入れずに、ただ話を聞くって難しいんです。
「話を聞く」といえば、印象的なのはクレーム対応のエピソードです。
クレーム対応??
父は、県外のお客さんから結構強めなクレームが入って、直接謝りにいく・・・みたいな仕事をたくさんしていたんですけど。
そういう時になぜか気に入られて、野菜とかもらって帰ってくるんですよ。
すごい・・・みんなハッピーにしてくるんですね。
話を聞くだけで。
当時、コールセンターの管理者をしていたので、問題が起きた時の対応も任されていました。
クレーム対応って、電話でもできますけれど、僕は直接会いに行くんです。
対面で話した方が解決が早いから。
4時間正座して謝り続けたこともあります。
同じ人から、何度も電話で呼ばれて、飛んで行ってを繰り返したこともあります。
繰り返し会っていると、いろいろ話が逸れたりもするじゃないですか。
そんなことを全部聞いてあげていると、だんだん心を開いてくれるようになる。
すると、電話の内容がクレームから「白菜できたんだけど、取りに来い」っていうような内容に変わったりね。
はぁ〜すごいなぁ。
クレームに見せかけて、話を聞いて欲しかっただけなのかなぁ。
あらゆるクレーマーはいますけど、対応の仕方ってみんな一緒になりがちなんですよね。「会社にはこういう決まりがあって、できないんです」って突っぱねる、とかね。
まずは、「何に対して立腹されているのか」っていうのを、しっかり聞く。
そして、「できる限りのことをしてあげたい」という姿勢を見せることが大事だと思うんです。
コールセンターの大半は女性社員。
面談をするといろんなカミングアウトもあったりで、長い人は2時間ほどしゃべったり。
そういう経験をさせてもらったので、話を聞かせてもらった人は延べ1000人を超えていると思うんです。
これが、僕の財産になっています。
クレームに関わらずなんですけど、「こいつもうダメだな」みたいな人っていないんですか。
さすがのカズヒコさんも太刀打ちできない理不尽な人で、「もう切っちゃおう」みたいな・・・(笑)
もう理不尽だらけですよ!!
でも、理不尽だからといって「切ろう」という発想にはならないんですよ。
だから、四国四県車で運転してクレーム対応して、一応納得してもらって解決したときはハイになっていました。
何でも対応できるというクレームハイ!
クレームハイ(笑)
すごくテンション上がるんですよ。
クレームって聞いたら、みんな引くでしょ?
僕ももちろん好んで聞いているわけではない。
でも、「降りかかった火の粉は払わないといけない」ってスイッチが入るんです。
目の前に困っている人がいたら助ける
話を聞いて欲しい人がいたら話を聞く
ただ、それだけなのかもしれません。
自責で生きる
かんちゃんが社会人になってから、苦しかったときにお父さん、お母さんに支えられたと聞いたんですけど、その時はどういうスタンスで見守られていたんですか?
「娘を守らないといけない」というのが、まず一番ですよね。
だけど娘も子どもではないので、そういう意味では「クライアントの一人」として接する。
親のスタンスとカウンセラーのスタンスを混在したような感じだったかな。
頭の中の整理を手伝いました。
感情論ではなく、「何が問題なのか」を明らかにしないといけないので、質問をLINEしていました。
こっちが聞いたことに対して、栞奈はちゃんと文章で整理したものを送ってくるんですよ。
だから、ちゃんと考えて自分で気持ちを整理できているな、というので安心したところはあります。
その経験が生かされて今のかんちゃんがいるのですね。
父の口癖というか、思想が表れている言葉が「感謝」なんです。
「嫌なことをしてくる人にも感謝」「成長の機会を与えてくれてありがとう」ってするんです、父は。
だから私も「いや、これに感謝はさすがにないやろ」というシーンでも、最後には「感謝できるな」って思えるんです。
ちょっと父に洗脳されているかも(笑)
解釈って自由にできるじゃないですか。
ということは自分次第なので、僕がモットーとしているのは「自責で生きる」ということなんです。
「他責」で生きてしまうと、あの人が悪い、政治が悪い、環境が悪いってなって。
でもそれって自分でコントロールできないところなんですよね。
今、この環境のなかで自分がどう生きるかっていう。
自責で生きる方が豊かな人生を送れるのではないかと思うんです。
「みんなが幸せ」のために、自分ができること
今回の「親としてどう関わってきたか」というテーマで、今いろいろと振り返ってみると・・・この子のベースになっているのは、大学のサークルなんじゃないかなって思います。
そこでの経験値が大きいと思う。
よくわかったね・・・!
どういうところを見て、そう思ったのですか?
栞奈が入っていたアカペラサークルは、他の大学も含めてメンバーが300人いたんですよね。
それをまとめる幹部が8人いたのですが、栞奈はその中の1人だったんです。
幹部は選挙で決まるのですが、選ばれるために演説をしないといけない。
そういうプロセスを聞いていたので、今のような仕事ができるんじゃないかなと思う。
おっとりした性格だったから、この話を聞いた時「大丈夫かな?」って思ったんですよ。
リーダーシップっていう柄じゃないから。
想像つかなくて。
リーダーシップ的なものはずっとないです。
でも多分、空気を調整することはできるんだと思います。
8人のリーダーが、みんなを引っ張って行くような強い人ばかりだと、置き去りになってしまう人が出てくる。
みんな温度感が違うじゃないですか。
「大会目指すぞ」って言う人もいれば、「週一歌えたらいいよ」っていうテンションの人もいて。
大学のサークルって「楽しめればいい」っていうレベルの人が大半なので、そういう人が置き去りになって、熱量高い人だけが幹部にいたら、このサークルのバランスって崩れるんだろうなって想像ができたんです。
「“楽しみたい”レベルの人たちが置き去りにならないためには、絶対私がいた方がいい」って自分で思ったのと、周りもそう思ってくれたから、幹部になれたんだと思います。
なるほど〜
宿題をする・しない、もそうだけど、自分がどういう行動をしたらいいのかっていうのを常に分かっている感じなんだね。
中学生のときは生徒会や学級委員もやってたし、高校のときは幹事みたいなことも率先してやっていた。
振り返ってみると、いろいろリーダー的な役割を積み上げてきたものはあると思う。
いろんなリーダー像があるけれど、かんちゃんのリーダー像は独特な気がする。
強いリーダー像みたいなのは、体現していないですね。
むしろ温度調整というか、「みんなが幸せ」みたいなのが、私がやるのには一番よかった。
私が一番普通なんですよね。
リーダーっぽい派手な感じの子とも仲良いし、地味でおとなしいけれど喋ったら実はおもしろい子とも仲良いし。
飲み会でも、私が誘ったら全員が来る。
リーダーっぽい子が言ったら、リーダーっぽい子しか来ない。
私が言ったらみんなが来るから、私がやろうか?そんな感じです。
その話、改めて聞くと私のDNAって感じがしました(笑)
困っている人がいたら放っておけないというのと、ツッパリとかヤンキーみたいなグループとも仲良いし、まじめなおとなしい子ともコミュニケーションが取れる。
修学旅行の班決めで、ヤンキーとおとなしい子の調整をやったりしてましたね。
めっちゃDNAですね。
「みんなが幸せ」をつくる親子だ!
好きな人生を創るには!?
かんちゃんは今、「ウルトラかんちゃんの人生戦略室」というオンラインサロンを運営していて、「理想の人生を叶える」お手伝いをされています。
カズヒコさんが「理想の体をつくる」過程も、「理想の人生を叶える」こととリンクしているのでしょうか。
「ボディビルだったら、鶏の胸肉食べたらいい」とか言いますよね。
そういう情報って、世の中に出回っているんですけど、僕が大事だと思っているのは、食べたものが身体の中でどうやって消化されているかなんです。
人間は37兆個の細胞でできていると言われていますが、食べたものは細胞の中で化学反応して処理されるんです。
それを考えると、「じゃあ、こういう食事をとれば効率的なんじゃないか」という仮説が出てきますよね。
しかし実は、自分の身体でコントロールできる部分って限られています。
骨格筋で手足を動かしたりはできるけれど、心臓の動きとか、肺の呼吸とか、内臓がいろんな処理をしてくれるのとかって、コントロールできない。
そういう意味では、「人間って生かされているんだな」って思うわけです。
そこのバランスですよね。
「全部自分の思い通り」とするのではなく、「コントロールできないところ」を理解しておく。
かんちゃんも「望んだ人生を作れるよ」とも言いつつ、基本的に「人は、大いなる自然の中にいる」みたいなのがベースにあるように感じています。
人間って、分かりやすく結果が出るものに惹かれますよね。
「こうしたらこうなれるんだ!」みたいにショートカットを望むんですけど、父を見ているとそうではないと感じます。
ゆで卵は常にストックして、毎日同じもの食べてるし、お米を食べているのも見たことがないです。
「続けること」に加えて、「自分を客観視すること」「人の話を聞くこと」それらが総合的に強いから、自分の理想を現実にする力があるんだと思います。
ちょっとややこしい話になりますけど、細胞の一つひとつの中に「核」というのがあって、その中にDNA遺伝子があるんですよ。
それが身体の設計図なんですよね。
そうなると心の中、潜在意識の中にも、持って生まれたDNAってあるんじゃないかなって思うんです。
自分で意識はできないけれども、潜在意識の中には人生の設計図が組み込まれているんじゃないかなって。
そうなると、「設計図を自分で書くぞ!」というよりは、「すでに書かれている設計図を楽しむ」のが正解なのかなって思います。
この話、はじめて聞きましたけど、私もそれですね!
やりたいこととか、別にないんです。
「人生をコントロールする」みたいな感覚には、違和感を感じますし・・・。
ある意味、なんかもう設計図に従う、降参しながら楽しむみたいな感じです。
あ〜、なんか全体的にしっくりきました。
武市親子の強さみたいなもの。
ふたりとも、一人ひとりの人生を全肯定しているんですね。
コントロールできないものは手放し、
人間力を磨いていく・・・
自分で役に立てることがあれば、やる。
そうすることで、悟りの境地に立てるのかも。
かんちゃんが「教祖になりたい」って言っている意味がわかった気がします。
まとめ
カズヒコさんとかんちゃんの話を聞き、改めて、「理想の人生を歩むには?」ということを考えさせられました。
「成功したい」という人はたくさんいるけれど、「成功」とは一体なんなんでしょう。
シンプルに、DNAに組み込まれた自分の人格や、人生の設計図を楽しみながら、人間力を高めていく・・・そうすると、人生はひたすら楽しい気がしてきました。
カズヒコさんがやったのは、「かんちゃんという一人の人格を認め、ただただ見守った」ということ。
一見シンプルだけど、これは絶対難しい。
カズヒコさんにやってもらったことを、自然と引き継いでいるかんちゃんは、クライアントさんやサロンメンバーの人格を認め、話を聞く、見守るを実践しています。
かんちゃんが見守ってくれているから大丈夫!
そんな気持ちになっている人も少なくないでしょう。
自分の力を信じて一歩踏み出してみたい人は、ぜひウルトラかんちゃんの人生戦略室をノックしてみてくださいね!
まどんなクリエイト