vol.06 「湯真珠(ゆまたま)」のお披露目

前回の記事で誕生秘話をご紹介させていただいた「湯真珠(ゆまたま)」、
無事完成し、お披露目会が終わりました。

地道な梱包作業

最終、パッケージはこんな感じに仕上がりました。



後ろから見たところ。



巾着をリバーシブルにしているので、表からも裏からも柄を楽しめるよう
湯玉型のキリヌキからのぞかせました。

パッケージを開けるとこんな感じ。



詳しい参拝の仕方が書いてあります。

パッケージにしていくのは、なかなか地道な作業。
実は梱包も自分たちで行なっているのです。

手伝ってくださっているのは、
ほかのプロジェクトでも縫製や梱包を手伝ってくださっている主婦のみなさん。


仕上がった印刷物を折って→注意書きのシールを貼って→巾着を置いて→袋に入れる。

その繰り返しです。

こんなに忙しいのに、お土産用の袋もこだわってしまうのが私たちです・・・。
発注元である道後温泉誇れるまちづくり推進協議会オリジナルの袋もつくりました。

同時に、松山トリコの「湯あがりカバー」の梱包も。
そう。このプロジェクトだけではなく、松山トリコの梱包も自分たちで行なっているのです。

手伝ってくださっているみなさんには、本当に感謝です。

完成した「湯真珠(ゆまたま)」。
色とりどりでいい感じです。
窓枠で切り取られて、ちいさなアートのようです。

お披露目会を開催しました。

みんなで力を合わせて完成させた「湯真珠(ゆまたま)」。
9月28日(木)に記者発表を行い、販売スタートすることができました。

販売は、道後商店街の入り口にある道後観光案内所にて行います。
この設置箱は、智子さんがデザインしてくれました。

料金入れにお金を入れるセルフ方式です。

圓満寺の開運グッズ「お結び玉」をストラップにした小物「ふくむすび 」も同時に販売しています。


記者発表には、たくさんの記者さんが来てくださいました。
質問に答える智子さん。

来てくださった皆様には、ひとつずつ湯真珠をプレゼント。
「可愛い〜!」
「全部違う柄なんですね。迷います。」と、喜んでくださりとても嬉しかったです。


「湯真珠(ゆまたま)」は、こんな感じで玉の石にて祈願を行います。

実際に玉の石に行き、道後温泉誇れるまちづくり推進協議会会長・宮崎さんよりご挨拶。


祈願の仕方も、マドンナに実演していただきました。


販売初日のこの日は、
愛媛新聞さんのみで、告知されていただけでしたが
朝から早くも20個売れたそうです。

本当にありがたいです。

記者発表中も、何人か買いに来てくださいました。



玉の石の隣には、写真撮影スポットも作りました。
ぜひ一緒に記念撮影を。
Instagramにも#湯真珠でアップしてみてくださいね。

縫製は続くよ、どこまでも

無事に記者発表が終わり、一安心。
気づけば、発売が決定してから今までずっと気が張りっぱなしだった気がします。

ここにたどり着くことができたのは、
道後温泉誇れるまちづくり推進協議会の皆さまをはじめ、
智子さん、お手伝いしてくださった縫い子のみなさんなど、一緒に形にしてくれるメンバーがいたからこそだと思います。
本当に感謝です。


誕生した「湯真珠(ゆまたま)」は、まるで子どものよう。
少しずつ道後の縁起物として広がってくれると嬉しいです。

湯真珠の真珠は、宇和島市の協力のもと、宇和島真珠会館から取り寄せた直径7~8ミリの無穴無加工のアコヤ本真珠。

数が限られているため、年内500個限定販売です。

■湯真珠(ゆまたま) 2000円(税込)

気になる方はお早めに道後観光案内所までお越しくださいね。


だいぶ作品の紹介が終わったので、
縫製ラプソディーは、ここでいったんお休みさせていただきます。
更新はお休みさせていただいても、作る手はお休みせずに
これからも縫製し続けます!!!

またお知らせしたいことが出て来たら、更新させてくださいね。
今まで、読んでくださりありがとうございました。

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◎和子さんへの縫製依頼(企画もの)も受付中です。

ハンドメイドTam 田村和子

6歳から趣味で始めた手芸。 現在は薬剤師の仕事をしながら、常に針と糸を持ち歩き、隙間時間ができれば縫い物を。松山トリコ、KOMOHAPIシリーズをはじめ、さまざまな作品を製作している。

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